LIFESTYLE

フォトグラファーが撮る家族の写真「かぞくさ~びす製作所」

Nov 02,2012

フォトグラファーが撮る家族の写真「かぞくさ~びす製作所」

先日、撮影で墨田区のとある商店街に古くからある美容室におじゃましたんです。

こじんまりしてアットホームな店内には、沢山の写真が所狭しと飾られていて
全てが七五三や成人式の写真館で撮ったような記念写真。着物に髪飾り。
「この娘とこの娘はもう中学の子どもがいる母親で・・・」と目を細める店のご主人。
完全に地域密着の素敵な美容室。
ご主人のお父さんが長年ホテルオークラの専属カメラマンだったそうで、引退後に
その美容室でヘアメイクと着付けをしたお客さんを、ご自宅(美容室のすぐそば)
で布を垂らして、記念写真を撮るサービスが好評だったそうです。
最近はお弟子さんだった方が引き継いで、スタジオに場所を変え記念写真サービスを続けていると。
なるほど、見ると2/3ぐらいは最近の写真です。同じようなムラ染め布のバックですが
雰囲気の違いが分かるなぁと眺めていると‥…
ご主人がふと「でもボクらには違いがハッキリわかっちゃうんですよね。
やっぱりオークラでやってたってゆうのは・・・自分ちで撮ってもコレなんだもんなぁ。ま普通は分かんないですよ」
しみじみ、おっしゃっいました。
撮り手としてボクにはハッキリ分かることなので、写真を見ながら「違うもんですね~」と、しみじみ。
ご主人も写真を見ながら「ね~」と。
何を言っているのか?
これはクリエイターとして、プロとして、仕事の会話として成立していることで、お客様には分からない、プロのエゴとも捉えられる領域なので、普通は分かんないですよ、なのです。
むしろ分からなくて良い部分です。それが「腕前」とゆうことなのかもしれません。
いぶし銀な世界です。
僕の撮る家族写真も其処を自然と目指していて、家族が眺めて目を細めるような写真。
実はどこかで誰かが見た時、仕事っぷりに賞賛のため息をつくような写真。
この2つが叶うと僕は2回嬉しいわけです。
家族の写真は、いつか、そして何度でもいろいろと感慨深い思いで見つめるものだと思います。
勇気や自信、最も身近な深い愛を見つける事の出来る大事な宝物なんだなって、見た時に気付くものです。
子どもの時にタイムカプセルを作って、未来の自分へメッセージを書いたりして開けるのがとても楽しみでいざ開けてみると、赤面ものだったり以外と感心することがあったりといった経験があります。
写真には、言葉で語れないメッセージもたくさん詰まっています。
ご自身にとっても、そして未来のご家族様へ、今の姿を自信を持ってたくさん残してほしいと願います。
お子様と... ご両親と... ワンちゃんと... ご兄弟と… 家族の定義は広いですから、ひょっとしたらこれからご家族になる方とか、大切な方と!とか、いろいろな肖像を撮ってみたいです。
10、11月は江東区のギャラリー、FUKAGAWA GARAGE BY ULIFEで撮影を開催しています。
今回はバックに布を垂らすわけでもなく、シンプルな白い壁のある空間で、プライベートな時間を設けてゆっくり楽しみながら、ご一緒できたらと思います。皆さま是非ご参加ください。

「かぞくさ~びす製作所」

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p o w e r d  b y  横 山 慎 一 写 真 事 務 所

横 山 慎 一

75年、東京生まれ。二十代前半にコミュニケーションの結晶である写真業に強烈に取りつかれ写真スタジオで様々な技術や感覚を学び、98年頃から「warp magazine japan」を皮切りにフリーランスのフォトグラファーとしてキャリアをスタート。
国内外の音楽アーティストを撮影する機会に多く恵まれ、以降、Livephoto、広告、雑誌、音楽出版、ファッションカタログ、グラビア、企業写真、料理などの様々な媒体でクライアントの流行的なニーズに短時間で応える確実な技術力と、家族写真に取り組むなど様々なジャンルを越えて柔軟な対応で活動中。
また10代の頃から熱心に傾倒し続けている60’s70’sの映画や音楽による流行とは無縁の普遍的なインスピレーションを好まれる場面も多いコマーシャルフォトグラファー。
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